【自作DIY入門】そうだ!パソコンを作ってみよう!

自作パソコン パーツの選び方

パソコン自作に大事なパーツ選びの簡単なコツをご紹介

大前提として

大事なことです。聞いてください。パソコン自作初心者はヤフオクやメルカリでパーツを買ってはいけません!絶対です!新品でもダメ!

なぜならば、中古は難あり商品が少なくないことにつきます。もちろんちゃんとした出品者のほうが多いですが、評価が高くても変なもの出している輩もいたりしますので、初心者にはお勧めしません。上級者だとある程度嗅覚も育ってきますしリスクも込みで買うこともあるでしょうが、初心者にはそれがないのでお勧めしません。

一番のおすすめはアマゾンで買うことです!

なぜアマゾンかというと不具合品は問答無用で返品できるからです。

PCパーツは「他の製品に比べて」不具合が少なくありません。そんなときにショップだとメーカーに送って修理か代替品で~とかになります。パソコン自作歴数十台の筆者はメーカー修理でまともになったことが一度もありません。つい先日もマザボのメモリスロット不具合で修理(保証期間内)対応したら、戻ってきたものはやっぱりエラーが出たまま、購入ショップ(大手)に文句言っても直したの一点張りでした。

たぶん同じような経験したことがある自作マニアの方もいるはずです。

アマゾンだったらもう返品してしまって、同じ商品交換で送ってもらうかアマゾンギフト券で返金かを選べます。いちいちサポートに連絡してとかお店にもっていってとかより断然ラクです。初心者にはアマゾンお勧めします。

 

1.CPU

CPUはAMD、Intelの2種類があります。最近では自作ユーザーにはAMDのほうが人気です。
AMDはRyzen(ライゼン)シリーズ、Intelはご存じCore-iシリーズです。

Ryzen、Core-i、ともにナンバリングで性能を表し、「9,7,5,3」と数字が大きい順に性能が高くなっています。両者間でともに競っていますので、ぶっちゃけたところ、似たり寄ったりでモデル推移しています。
超ハイスペックを狙う人以外は、一世代前の Ryzen5、Core-i 5 で十分です。

普通の人にはCore-i 5をお勧めします。Ryzenのほうが若干性能は上のことが多いですが、アプリケーションによっては対応しきれておらず遅かったりもします。やはりここは長い歴史のあるインテルに分があります。またインテルのほうが価格が安いことも多いです。

Ryzen、Core-i ともにグラフィック機能付きのものとついてないものがあります。一昔前と比べてグラフィック機能も相当向上しているので、ゲームしない人にとってはグラフィック機能付きのCPUがお勧めです。

 

下記、現在手に入りやすいCPUです。

AMD(Ryzenシリーズ)は基本的にグラフィック機能がついていません。したがって、グラボを購入する必要があります。
インテルは番号の後に「K」のつくものがありそれは上級者用、「f」のつくものはグラフィック機能なしです。無印はグラフィック機能ありですので、グラボいらない普段使いの人はこちらを選びましょう。

Ryzen 7 5800X
Ryzen 7 3800X
Ryzen 7 3700X
Core i7 11700
Core i7 10700
Ryzen 5 5600X
Ryzen 5 3600X
Ryzen 5 3600
Core i5 11400
Core i5 10400
Ryzen 3 3300x
Ryzen 3 3100
Core i3 10105
Core i3 10100

最上位に「9」のつくものがありますが、それは上級者用なので今回はパスします。普通の人は最下位でも十分な性能です。

 

2.マザーボード

マザーボードはその名の通り、パソコンの中にある中心的な基盤です。この基盤には心臓部として「チップセット」なるものが取り付けられており、この型番しだいでどのCPUがつくかが決まります。

これは複雑なので、覚えるのも面倒化と思いますが、以前の当サイトの記事で詳しく述べております。
https://nocarnolife.jp/?p=2202

付けたいCPUとマザーボードが対応しているか確認しましょう。またAMDとインテルでもマザーボード対応が違うので気を付けましょう。ややこしい。

たとえば、インテル9世代のCPUであればZ390、H370、B365など、300番台のマザーボードが対応しています。Ryzenの3,000番台だとX570、B450などになります。ややこしい。

CPUと対応しているマザーボードを要確認です。

マザーボードには大・中・小の3サイズがあります。大・ATXは拡張に優れたモデルです。だからデカい。中のMicro-ATXはいわゆるデスクトップパソコンのサイズ。普通。小Mini-ITXは一番小さなモデルでコンパクトなかわいいPCが作れます。

 

 

3.メモリー

メモリーは一時的な記憶装置、電源がついている間だけの記憶媒体です。

メモリーは容量の大きなものを積むと操作が快適になるといわれています。現代では8G×2枚(16GB)が主流です。なぜ16GBの1枚ではなく、8Gの 2枚かというと、そのほうがデュアルチャネルという機能が働いて倍早くなるのです。Aという大きな倉庫と、その半分のBとCという倉庫、Aの倉庫から一人で荷物を出し入れするよりも、BとCにそれぞれ一人ずつついて(2人)で働いたほうが早いという感じです。わかりにくいかな?

メモリはインテルの場合はあまり気にする必要がありませんが、AMDの場合は若干ながら相性の問題があります。アマゾンやヤフオクなどの安い中華メモリなどを買うのはやめましょう。またAMDの場合はメモリの数字が大きな程有利です。

例)  DDR4-2666 < DDR4-3600

 

4.SSDとHDD

現在はSSDが主流です。何をするにもHDDより高速です。HDDは安いので容量の大きくスピードに影響のない文章などの保管に向いています。

SSDには昔ながらの内蔵型2.5インチタイプと、最近ではM.2というものがあります。以下のような感じです。まずは両者の外観をご覧ください。

▼こちらが従来からの内蔵型2.5インチタイプSSD

▼こちらが今後の主流に

 

上記のM.2は下記のようにマザーボードに直接つけるタイプです。従来の2.5インチSSDと違って配線がいらないため簡単・すっきりできます。

M.2 SSD

M.2にはNVMeというタイプとSATAというタイプがあり、NVMeのほうが早いです。SATAは速度はそれに劣りますが安いのが特徴です。速さはよほどのことがない限り体感上の違いはありません。といっても現在ではSATAはあまり見なくなりましたが。

 

5.グラフィックボード

グラフィックボード、通称グラボやVGAとか言ったりします。ゲームなどするときに使うものです。ゲームやらない、クリエイティブ活動もそんなに本格的にやらない人には必要ありません。
ただし、CPUにグラフィック機能がないもの(Ryzenなど)には必須となります。つまり、グラボいらない人は無印インテル選びましょう。

グラフィックボードはAMDとNVIDIAの2つの寡占市場ですが、AMDは微妙なのでいまのところおすすめはしません。とくに初心者には。

NVIDIAグラボの序列は以下の通り

RTX3090 > RTX3080 > RTX3070 > RTX3060Ti  > RTX3060

RTX2080ti > RTX2080super > RTX2070super > RTX2070 > RTX2060 super

GTX1080ti > GTX1080super > GTX1080 > GTX1070ti > GTX1070super > ,,,,,

以上のように、数字の大きいほどスペックが良いかんじ。末尾に「ti」がつくものがその型番の最上位、次が「super」のつくもの、そして無印となります。
これらは商売の仕方で現れたもので、最初に無印を出してから、その上位版である「ti」やら「super」を後で出して購入をあおるというかんじ。「ti」や「super」がないモデルもあります。今後また別バージョンも出て来るやもしれません。

上記のほか、普通の人を対象としたエントリーモデルにGTX1660と1650のシリーズがあります。普通の人にもこちらがお勧めです。安いし。

この記事を書いている現状ではグラボが高騰しています。上位モデルは初登場時の倍以上値段がしますのでお勧めしません。

 

6.電源

自作PCの電源はATX電源というものです。ワット数と電源効率が選ぶ基準です。

ワット数はグラボをつける人はそのつけるグラボ(型番・メーカー)によって推奨ワット数というのがあるのでそれを参考にしましょう。たとえば下記、Zotac RTX3060 なら600wとなっています。

ただし、RTX3060をゲームでフル回転しても600wも使いませんので、実際はもう少し少ない容量でもかまいません。

電源は基本的に実仕様の2倍が電源効率が良いと昔から言われます。ただし眉唾です。メーカーの策略の匂いもします。

以下のドスパラさんのページからざっくりとした計算が可能です。
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_power_calculation_main

 

電源の効率の基準に80PLUSシリーズがあり、Standard・Bronz・Silver・Gold・Platinum・Titanium、、などがありますがあまり気にしなくてよいでしょう。

グラフィック機能内蔵のCPUのシンプル構成ならせいぜい100w前後の実消費ですので、300wとかでも十分です。もちろん、拡張の予定が今後ないならば、ということですが。とりあえず、下記の400wがATX電源の中で最安最小容量でした。やすい!

 

7.PCケース

PCを格納するケース。これは好みです。好きなものを選びましょう。ケース選びこそ自作のだいご味の一つでもあるので、少々予算かけてもかっこいいものがお勧めです。

ケースの大きさはマザーボードの大きさによって対応が変わります。

マザーボードがATX = フルタワー・ミドルタワー
マザーボードがm-ATX = ミニタワー
マザーボードがm-ITX = itx

※ マザーボードの項目の動画参照

下記が一番売れ筋の人気ケースです。風通しもよく前面に光るファンをつければ見栄えもカスタマイズできます。

 

 

以上、パーツ選定でした。

長くなりましたので、PCの組み立ては後日やりたいと思います。

 

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