ヤフージャパンがビッグデータを使った調査を発表しています。
その名も「日本は2つの国からできている!?~データで見る東京の特異性~」。
これがけっこうネットで話題になっています。
上記、タイトル画像が顕著なところですが、東京=電車、地方=クルマってなってます。大阪・神奈川といった大都市ですら、東京とは異質な感じになっていますね。
- 圧倒的な電車社会である東京
- 電車とクルマを併用する関東・関西の主要7府県
- クルマ社会である残りの大半の県
まぁ、わかりきったことではありますが、こうしてデータで見ると実感がさらにわきますね。
ヤフー検索数から見た自動車メーカーに関する検索数の割合を、全国地図に落としてみたのが以下の図です。
東京だけ青い、つまり検索数50%以下。
もうね、都民はクルマなんかぜんぜん興味ないってわかる。
( ̄Д ̄;)まじかー
カーシェアも都会はものすごい勢いで増えてますもんね。
タイムズなんかは駐車場を増やすとともにそこに置くカーシェア台数をどんどん伸ばしてるし。
若者のクルマ離れ、って東京だけなんですよね。
そもそも地方はクルマないと生活できないから。
免許ないと仕事だって厳しいんだから。
あと若者がお金ないってのは昔からだけど、その先がない、昇給もなければ(自動)出世もない社会なので、昔ほど車にお金突っ込まない。突っ込むならほかのところに、ケータイポチポチゲームに、スマホ企業に毎月吸い取られ、、って悲しい現実があります。
この調査は、東京と地方の差を面白く表現しているわけですが、自動車会社の人たちは都会に目を向けるだけではなく、地方とそこに暮らす人々に向かい合ったほうがよいように思います。
「若者のクルマ離れ」とか、都会に住んでそこそこいい給料もらっている人たちが発信する、実態とかけ離れた情報を鵜呑みにすると間違った結果しかでないのではないか。
クルマが高くなりそれが当然の風潮も、過剰に燃費にうるさく、かっこよさを求めなくなったのも、表面しかながめることのできないくだらないマーケティングデータがクルマから人々を遠ざけているのではないかと思ったりします。
そんなものより、包括的な意味での「おもしろさ」を求めたクルマはちゃんとヒットしてるじゃないですか。ハスラーとかロードスターとかS660とか。
くわしい調査内容は以下からごらんいただけます。
>> 日本は2つの国からできている!?~データで見る東京の特異性~