レクサスが2年連続品質NO.1、軽自動車ではスズキ。2016年日本自動車耐久品質調査(J.D.POWER)より

世界的なコンサルティング会社である、J.D.パワー社による「2016年日本自動車耐久品質調査」が発表されました。

結論から言いますと、ランキングは以下の通り、レクサスが2年連続トップ!
でもトヨタは3位でホンダが2位でスズキが4位で、どうした日産。やっちゃってないのかやっちゃったのか、そういえばやっちゃったね下請けの三菱が、というようなランキングとなっております。

2016年日本自動車耐久品質調査ランキング 2016年日本自動車耐久品質調査ランキング 分野別

アルトワークスは失敗作だと思うので、ラパンSS出して挽回してください。
酔うと評判のハスラーは改善されるのでしょうか。

今回は品質耐久のはずですが、フィットってリコールしまくり車じゃなかったっけ??まぁ、広くていい車ですけども。

ってか、カローラってまだあったっけ?

トヨタシエンタはよく見ますね。外側のわりに中身が広いのが良いのでしょうか。

とりあえず、レクサスおめでとうございます。あの鳥獣防止網(別名スピンドルグリル)を廃止すると完璧だと思います。がんばってください。

 

本調査では、新車購入後37-54ヶ月経過ユーザーを対象に、177の項目にわたって直近1年間のユーザーの不具合経験を聴取しており、それらの項目は外装、走行性能、装備品/コントロール/ディスプレイ、オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)、シート、空調、内装、エンジン/トランスミッション(Eng/Trans)の8つの分野に分かれている。すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘件数(Problems Per 100 vehicles = PP100)として集計され、数値が小さいほど品質が高いことを示す。

本年の業界全体の不具合指摘件数は64PP100で、昨年の72PP100から減少した。この不具合指摘件数の減少は、VDSの8分野全てで確認できる。一方、昨年から不具合指摘件数の減少はあるものの、外装(13.2PP100)と内装(10.9PP100)が不具合指摘の多い上位2分野であることに変化はなかった。また、3番目に多い分野は、Eng/Trans(10.1PP100)で、これら上位3分野の不具合指摘件数の合計は、全体の53%を占めている。

また、不具合指摘の多い上位3項目としては、「吹き出し口から不快なにおいがする」(3.1PP100)、「ブレーキ音がうるさい」(2.0PP100)、「窓がひどくくもる/窓のくもりが素早くとれない」(1.6PP100)が挙げられている。

『自動車メーカー各社は総合品質及び、耐久品質の改善のための継続的な取り組みをおこなっている。このようにユーザーからの不具合指摘が減ることは、更なる改善の取り組みの励みになる。』とJ.D. パワー アジア・パシフィックのオートモーティブ部門シニアディレクターである川橋敦は述べている。

一方、調査の結果、不具合指摘件数が昨年から増加している項目もあることが確認された。昨年から不具合指摘が増加した上位3項目は、「アイドリングストップ(自動エンジン停止/再始動)機能の不具合」、「ファン/送風の音がうるさすぎる」、「車載ブルートゥース(Bluetooth®)での携帯電話/デバイスのペアリング/接続不良」となっている。また、アイドリングストップ機能の装備率は昨年調査から19%、車載ブルートゥースは4%上昇していることが確認された。

『アイドリングストップやブルートゥースの不具合指摘が増加したことは、装備率の上昇が一因となっている可能性がある。』さらに川橋は、『なお、これら装備の装備率は年々増えており、新技術関連の不具合指摘内容を理解し、品質の改善、お客様満足の向上及び、技術に対する信頼感を確立することは、自動車メーカーにとってより重要な課題となっている。実際に、本年の日本自動車初期品質調査(IQS、購入後2~9ヶ月ユーザー)では、アイドリングストップ及び、ブルートゥースの装備率がより増える傾向が確認されている。』と指摘する。

ブランドランキングではレクサスが54PP100で2年連続第1位となった。第2位にはホンダ(56PP100)、第3位にはトヨタ(58PP100)が続いた。業界平均の総合不具合指摘件数は64PP100であった。

セグメント別モデルランキングでは、トヨタが3モデル、スズキとホンダが各1モデルでセグメントトップとなった。軽自動車セグメントでスズキ ラパン(34PP100)、コンパクトセグメントではトヨタ ラクティス(43PP100)、ミッドサイズセグメントでは同率でホンダ フィットシャトルとトヨタ カローラ(51PP100)、ミニバンセグメントではトヨタ シエンタ(55PP100)がそれぞれ第1位となっている。

調査の結果、車両品質の耐久性は再購入意向や推奨意向に影響を及ぼすことが明らかとなった。保有車両に対する不具合指摘が1件もないユーザーの場合、「必ず+たぶん同じブランドの車を購入する」という割合は71%、「必ず+たぶん同じモデルを友人や知人に推奨する」という割合は73%となっている。一方、不具合指摘が3件以上のユーザーの場合、再購入意向は56%、推奨意向は61%に大きく低下する。

 

 

仔細な調査結果は、以下からご覧いただけます。

>>2016年日本自動車耐久品質調査(J.D.パワー)

 

タイトルとURLをコピーしました