
ゲームストリーミング「STADIA」、ゲーム機を駆逐するか
ゲーム機・ゲーミングパソコン不要な時代が来る?!
いよいよ、ゲームストリーミングサービス「Google STADIA」が開始されます(米国時間19日)。
ゲームストリーミングとは、ネットにつながったパソコンさえあれば、スペック(性能)に関係なくいろんなゲームが楽しめるサービス。
いままでは高度な3Dのゲームをやろうと思ったら、PS4やXBOX ONEなどのゲーム機を買うか、高性能なゲーミングパソコンを買う必要がありました。しかし、ゲームストリーミング・サービスでは、ゲームを起動するそういった高性能な機械は会社側が用意し、プレイするユーザー(あなた)はネットにつながったパソコンさえあればよく、そのパソコンのスペックは高性能でなくてもよいのです。
わかりやすくいえば、パソコンをリモート操作して会社のゲーム機をプレイしている感じ。
このサービスは近い将来主流になると思われているが、そうなったらゲーム機も高性能なゲーミングパソコンも必要なくなるのです。
ゲームストリーミングサービス「Google STADIA」とは
Googleが提供するそうしたゲームストリーミングサービスのこと。
14カ国で展開される。残念ながら日本でのサービス開始はまだ未定。
無料プラント有料プランがあり、無料プランはゲームを購入してプレイするもの、有料プランは価格は月額9.99ドルで遊び放題。
スタート時点でのサービス利用には、公式コントローラーとChromecast Ultraと3カ月分の料金込みで129ドルのPremiereエディションを購入が必要(いずれこれがなくてもOKになるとか)。スマホのPixelシリーズ、パソコン(Win/MAC)、そしてChromecast Ultraを接続したテレビなどでプレイ可能!ゲーム機ヤバし
STADIAのサービス開始時のゲームラインナップは?
開始時のタイトルは22タイトルから開始。「ファイナルファンタジー XV」「アサシンクリード・オデッセイ」「侍スピリッツ」「レッドデッドリデンプション2」などなど。(本記事トップ画像・参照)
Stadia’s day one titles include:
- Assassin’s Creed Odyssey
- Attack on Titan: Final Battle 2
- Destiny 2: The Collection
- Farming Simulator 2019
- Final Fantasy XV
- Football Manager 2020
- Grid 2019
- Gylt
- Just Dance 2020
- Kine
- Metro Exodus
- Mortal Kombat 11
- NBA 2K20
- Rage 2
- Rise of the Tomb Raider
- Red Dead Redemption 2
- Samurai Shodown
- Shadow of the Tomb Raider: Definitive Edition
- Thumper
- Tomb Raider: Definitive Edition
- Trials Rising
- Wolfenstein: Youngblood
ラインナップは最新ゲームばかりとはいかないが、ローンチタイトルを見るに、いずれ新作の大作などもラインナップにくわかりそう。 アサシンクリードシリーズは派生モノとか来そうだね。「ウォッチドッグス」の新作も公式動画にありました。こんなのがロースペックPCとかでもグリグリ動いたら、ホントにゲーム機の存在意義が失われる。
STADIAでのプレイ・実際の評判は?
海外の先行プレイ動画がいくつかあがっていますが、やはりというか、遅延が発生しているようです。遅延とはキーを押してキャラクターが動くまでに時間のズレがあること。技術で克服していけるんでしょうか。対戦で遅延があってヤラレたりすると非常にムカつきますので。
STADIAライバル・ゲームストリーミングサービスは?
ライバルとして、マイクロソフトが「Project xCloud」を発表。さらにグラフィックボードで有名なnVIDIAによる「GeForce Now」(現在日本ではベータテスター募集中)などがあります。
ゲーム自体がタイトル独占からマルチプラットフォーム対応になったように、いずれどのサービスを利用しても似たり寄ったりにはなっていくのでしょう。本格的に先駆けたローンチできるGoogleの一強になってしまうかもしれません。
XBOX関連はそもそも微妙なうえに、XBOX自体をサーバーにして、、みたいなこと言ってるし、ダメかも?
昔から囲い込み大好きソニーはPlaystationNowでストリーミング先行してますが、あくまでPS系統のゲーム機の中だけの世界なので、ゲーム会社が広く収益を求めたときに、いまさらコンシューマという感じで敬遠される恐れがあります。64で任天堂が覇者からコケたように、PS5かPS6でコケるかもしれません。
とりあえず、STADIAの日本登場を待ちたいですね。
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