
フェアレディZの系譜/初代S30からZ31まで(ロングノーズショートデッキ編)
3代目、Z31型フェアレディZとは
ロングノーズショートデッキというスタイルはそのままながら、ライトが丸目から角目のリトラクタブルヘッドライト(通称パカライト)のZです。
80年代~90年代初頭の車って感じのルックス。アメ車に近い感じかな。
前期型と後期型でルックスは大きく違っており、前期が角ばったデザイン、後期が丸みを帯びたデザインとなっています。
エンジンは、S30・S130のL型からV型もしくはRB型に変更になっています。(200ZRのみがRB型)直6搭載車としては最後の車種。RBが積めるのでRB25T換装車も多かった。昔はショップいっぱいあったしね。それに、この時代の車はスポーツカー進化前夜でもありました。(この後のZ32時代はパワー競争、メーカーは自主規制で280馬力までって時代になります。)
ロングノーズ・ショートデッキというZの伝統的なコンセプトを引き継ぎながら、空力性能を重視して、エクステリアをシェイプアップした3代目が登場。5年ぶり2度目となるフルモデルチェンジ。キャッチコピーは『較べることの無意味さを教えてあげよう』、『ワルツ・ナイト』、『セラミック・レスポンス』、『SOUL SYNCHRO MACHINE』など。開発当初からヨーロッパ製の名門スポーツカーを凌ぐ、ハイパフォーマンスの追求を目標に掲げていた。プラザ合意に基づく急激な円高によって、海外輸出車の価格上昇は避けられず、廉価な日常用スポーツカーからハイパフォーマンス・スポーツカーへの宗旨替えは、北米を主要な市場とする本車種にとって時宜を得たものであった。(Wikipedia)
>>Z31の詳しいスペックはこちらのサイトが参考になります。
▼下記動画は前期型のZ31。角ばってます。
▼こっちがZ31の後期型、わかるかな?ちょっと丸いでしょ?
後期型のZ31はのちの180SXにルックスが受け継がれたような感もある。
ハッチバックにパカライトでなんか似てる。ちなみに180SXにはS30型フェアレディZフェイスにカスタムできるフロント周りの換装キットがあります。
後期Z31型は今見ても美しいですね。リトラクタブルライトが途絶えて久しいのでなおさらほかにない美しさを感じます。
Z31のCMを発見しました。世界初セラミックターボですってよ。
V6の3リッターターボが日本初。Z31は走らないs130を反省してか走りにこだわったモデルでもありました。
比べることの無意味さを教えてあげよう!スープラとはちがうのだよスープラとは!
CM見ているとかなり古臭いですね。登場が1983年ですから35年も前!当時30歳だった人はもはや年金世代ですよ。。CMは古くても、車体を見るとそこまで大昔の車って感じもしませんが、、。
今でもZ31愛好家の方もアメリカ・日本ともにいてオフ会などもされているようですよ。手入れしているZ31、ぴかぴかでカッコいいですね。
Z31も美しい車ながら、S30/S130そしてこの後のZ32に比べては人気で劣りました。そのおかげか、我々アラフォー世代の中では安く買えた人も多かったと思います。我々よりははるかに上の世代の車ながら、中古車のZ31に乗った若者が多いので実はアラフォー・アラフィフ世代の青春カーだったりもします。
もう一度乗りたい!って思う人も多いんじゃないでしょうか。それなりに快適で速い車でしたし。でも、さすがにもう古い車体なので維持整備が大変かと思いますが。。。ゴムパーツさえなんとかなれば意外に大丈夫かも腐っても日本車だし。
以上、3代のロングノーズショートデッキ時代のフェアレディZを簡単に紹介してみました。
ちなみに!
ニッサン自動車の公式ホームページ内に、「FAIRLADY Z,Forever」というコーナーがあります。
これ、なにかというと、フェアレディZとの思い出を語ろう!ということで、ご自分で写真とか思い出を投稿できるサイトのようです。乗っておられた方は、ぜひ投稿されてみてはいかがでしょうか。
http://drive.nissan.co.jp/PARK/Z/
やっぱ、もう一度所有したいなぁ。
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