BMW 5シリーズってどんな車?/2017カーオブザイヤー第二位受賞車

bmw 5シリーズ

BMW5シリーズは、カーオブザイヤー2位!

波乱の2017年度日本カーオブザイヤー、大賞はボルボXC60でしたが、第二位につけたのはBMW5シリーズでした。外車が1・2フィニッシュ。

巷(ちまた)で言われるように新型・日産リーフが不正検査で出なかったゆえのこの結果だと思われますが、なにわともあれ、そういう結果になってしまいました。

XC60はとても良い車で世界的にはそこそこ売れているもの、日本での販売台数はあまりなく、よほど車好き・外車好きでないと知らない人も多いかと思います。

実のところ2位のBMW5シリーズも同じようなものです。

BMWを知らない人はあまりいないでしょうが、ほとんどの方のイメージは3シリーズでしょうし、クルマに興味のない方だと正直なところどれも同じに感じるでしょう。
欧州車のブランド戦略は基本の姿かたちはどのグレード車種も大まかに言って同じ顔。同じ顔のままで、図体が少しずつ違い、中身はそれぞれ違う、というのがBMWの特徴です。(ビーエム好きの方から見ると「すべて全く違うじゃないか!」と怒られそうですが)

そこで、本記事では「BMW5シリーズとは」をかんたんにご紹介したいと思います。



 

で、BMWのシリーズって?

BMWは車種名ではなくシリーズ名で呼ばれます。
ふつうの日本車だと、ノートとかセレナとかそういう車ごとに個別の名前がついてますが、BMWやベンツは番号や記号で車種を現します。ぶっちゃけよくわからないですよね。

で、BMWのシリーズとやらを簡易的にどんなものかとまとめると、以下の通り。
ただし、このシリーズ、めんどくさいことに定義が年度によってコロコロ変わってたりします。
現状では大体のところが、以下のような感じ。

※追記 >>こちらにBMW各シリーズの特徴とリンクをまとめましたのでご参照ください。

 



 

で、BMWの5シリーズって?

上記のように、BMWの中では(上)に値する感じのモデル。松竹梅の竹のイメージ。
ちょっといい感じのBMW。高級車のイメージそのまま。

7年ぶりにモデルチェンジされ、2016年10月にデビュー。

2016年10月13日、本国においてセダン(G30)が発表された。 新型5シリーズの特徴のひとつは、大幅な軽量化を達成したこと。アルミニウムや超高張力鋼板の使用範囲を増やすことで、先代モデルに比べて約100kg軽く仕上げられているという。

また軽量化に加え、車体の低重心化、前後50:50の重量配分により、優れたダイナミクス性能と長距離移動もラクにこなせる快適性の両立が追求されている。技術面では、数々の運転支援装置が採用された。新型5シリーズでは、アクセル、ブレーキに加え、ステアリングの運転支援を行う機能が採用された。

2017年2月、ツーリングモデル(G31)が発表され、同3月のジュネーブショーで初公開された。

2017年4月、中国市場向けにホイールベースを133mm延長したロングモデル(G38)が発表された。瀋陽にある華晨汽車との合弁工場にて生産される。

2017年6月、本国において5シリーズグランツーリスモ(F07)の後継モデル、6シリーズグランツーリスモ(G32)が発表された。

2017年8月、高性能モデルとなるM5が発表された。このモデルは別のコードネームF90が与えられる。Mモデルのセダンとしては初めて四輪駆動が採用されている。

Wikipedia「BMW5シリーズより」

BMW社が一番売りたいモデルなので、ラインナップはいっぱいあります。

基本的にガソリンモデルで、、、直列4気筒ターボ(2L)が基本、出力184~252ps、トルク29.6~35.7㎏m。
540i はBMW伝統の直列6気筒(3L)でターボ。最高出力340ps/5500、最大トルク45.9kgm/1380-5200。

>ラインナップ・スペックは公式をご覧ください。

 

で、BMWの5シリーズのレビューは?

実際のレビューはぜひ動画でご確認ください。

tvk「クルマで行こう!」公式で動画紹介されています。

 

LOVE CARS!でも。ツーリングが。パワーあるディーゼルと540i Mスポのほう。

 

BMW公式の宣伝動画はこちら

 

動画を見ると、ぶっちゃけCX60よりBMW5シリーズのほうがよさそうです。
しかしながら、審査員の方々にとっては、良くて当然いつものBMWという感じだったのでしょうか、CX60ほどの驚きがなかったのかも、と思ってしまいます。
BMWはいつも通りいい感じけど、ボルボはCX60ですごくよくなった!「いつも良いBMW < いつもよりすごく良いボルボ」みたいな。

 

BMWの走りは一定の評価があるものの、インテリアは高級車としてはちょっと寂しいという声は昔からあるので、そのあたりが今後のBMWの課題でしょうか。

BMWにとって来年は新型Z4新型i8なども控えています。来年が楽しみですね。

でも、来年こそは日本車に「日本カーオブザイヤー」を獲ってもらいたいと願います。

 



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