第29回(2020年次)RJC カーオブザイヤー決まる
RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)が11月13日、2020年次「RJCカーオブザイヤー」を発表。日産自動車・三菱自動車による共同開発の軽自動車「デイズ」(日産)/「eKワゴン」(三菱)が受賞しました。
・国産車部門は「日産デイズ/三菱eKワゴン」が受賞
・輸入車部門は「BMW3シリーズ」が受賞
・テクノロジー部門は「日産プロパイロット2.0」が受賞
・特別賞部門は「急速充電規格・CHAdeMO(チャデモ)」が受賞
今年は以上のような結果となりました。
あの三菱ekワゴンが見事にカーオブザイヤー受賞!
ekワゴン受賞の理由は以下の通り。
新開発のプラットフォーム、パワートレインの採用により、優れた居住性、積載性を実現するとともに、走行性能、環境性能も向上。また、軽自動車では初めて先進運転支援システム「プロパイロット」(三菱名「マイパイロット」)を搭載することでドライバーの負担を軽減し、軽自動車の活用領域を大きく広げた。(>>RJCサイトより)
ekワゴン・日産デイズといえば、2016年の燃費偽装を思い出す人が大半でしょう(三菱のやらかしといえば空飛ぶタイヤも有名です)。かつてはダイムラークライスラーから支援を打ち切られたりもしましたが、2016年の不正では、日産による即座の支援(買収)により日産ルノー連合に取り込まれました。だれもが三菱切ると思ってたのに名経営者ゴーンの手腕はやはり見事でした。
わずか3年程度で、しかも「やらかしたekワゴン」でカーオブザイヤー受賞とは。すばらしいです。
日産ルノー連合のアライアンスの元、今度こそ生まれ変わり、栄誉ある「三菱」の名に恥じないメーカーに復活!岩崎弥太郎も草葉の陰から見守っておることでしょう。頑張ってください。
輸入車部門は「BMW3シリーズ」がカーオブザイヤー受賞!
BMW3シリーズのカーオブザイヤー受賞理由は以下の通り。
定評あるミドルクラスのスポーティセダンとして、高い走行性能を実現するとともに、先進安全装備も充実。特に日本で初認可されたハンズオフ・システムやリバース・アシスト、AIを活用したインテリジェント・パーソナルアシスト等の採用により、日常域での使い勝手や安全性も高めた。(>>RJCサイトより)
いかつくなったG20が受賞!「OK!BMW!」オーナーさんは皆言ってるのでしょうね。OKといえばGoogleですが、アレいう人はまだ聞いたことはないですね。ベンツ・BMW乗りの方から「OK!●●●」は広まっていくのでしょうか。
新3シリーズはホイールベース2,850mmですから、デカい。駐車場を気にしそう。
・テクノロジー部門は「日産プロパイロット2.0」がカーオブザイヤー受賞
「日産プロパイロット2.0」のカーオブザイヤー受賞理由は以下の通り。
カメラ、レーダー、ソナーに加え、GPS、3D高精度マップのデータも活用することで、高速道路上の同一車線内でのハンズオフを可能にするとともに、追い越しを含めた車線変更、分岐などの走行も支援。また道路状況をカーブの先まで高精度に把握、安定してスムーズな走行を可能にしてドライバーの負担を大きく軽減させた。(>>RJCサイトより)
新型スカイラインに搭載されましたプロパイロット2.0。手放し運転ができる優れもの。ただしよそ見したり寝ちゃったりしたらちゃんと叱ってくれる。それでも起きないよそ見やめない場合は減速し停車までしてくれるできた相棒。OK!スカイライン!ナイトライダーの世界だな。しってる?ナイトライダー。
特別賞部門は「急速充電規格・CHAdeMO(チャデモ)」がカーオブザイヤー受賞
「急速充電規格・CHAdeMO(チャデモ)」のカーオブザイヤー受賞理由は以下の通り。
世界に先駆けて設定された急速充電規格で、その優れた規格内容によりCHAdeMO充電器を着実に世界に広めている。また、急速充電の大出力化に取り組むなど進化を続けており、世界的な電気自動車の普及に大きな役割を果たしている>>RJCサイトより)